【子どもの幸せ願うなら先ずは自分自身を幸せに】

 

こんにちは、泉田容子です

 

 

 

最近あるママさんが、私はがまんしてもいいので子供には我慢させたくないしお金の為に諦めさせたくないんですよね。と、話してくれました。
この言葉に違和感を感じてしまいまして。とても優しいママの言葉に聞こえるのですが

 

ふと、それって子供達にとって幸せなのかと感じたんです。

 

そこで思い出したのですが、5年前に私が講師を育てたいと思った時色んなママとお話してると、確かにこの言葉よく聞いたなと思ったのと、自分も言ってた気がするなと…

「子ども達が幸せなら、私はそれだけでいいんです…」この言葉、その時は本気で思ってたと思うし、ママとして当たり前の事と思い込んでたと思います。

 

でも、今になって思うのがもし自分自身が親からこの言葉言われて嬉しいかなと考えたんです。素直に嫌だなと思いました。

 

 

「子供の幸せが私の幸せ」という考え方が、実は子供にとっても負担になりかねないとも感じます。ママが我慢している姿を子供が見続けると、「自分の幸せが誰かの犠牲の上に成り立っている」と感じてしまうかもしれません。それは、子供自身が幸せを感じることに対して無意識のうちに罪悪感を抱いてしまう可能性もありますよね。

 

 

教室に来る子供達って、ママの嫌いな食べ物とか好きな食べ物とかよく知ってて料理を作ってるときも「ママはこれが苦手だから入れないでおこう」とか、「これは好きだから僕の分も入れとこう」とかの言葉が自然に出てきます。

 

よく見てるなと毎回感心します。食べ物だけでなくママが疲れてる、楽しんでる、とかもよく見てます。

 

沢山の子供達の言葉を聞いた中でもママが楽しんで生きている姿こそが、子供にとって最大の喜びであり、安心感を与えるのだと思います。子供は大人が思っている以上に、周囲の雰囲気や感情を敏感に感じ取ります。だからこそ、ママが幸せであることが、子供の幸せに直結してます。

 

 

自分の幸せを後回しにするのではなく、まずは自分を大切にすること。それが結果的に子供たちの幸せにもつながる

 

 

ちょっと大げさかもしれませんが、ママの我慢の上に自分の幸せがあったとしたらそれって、ずっと心に残るんですよね。これも沢山のママ達子供達を見てきてホントに感じてます

 

こどもって、敏感なのでママの感情もよみとります。

だからこそ、まずは自分を大切にすることを心がけてみてください。小さなことからでも構いません。好きなことを楽しむ時間を持ったり、自分のために何かを選んだりすることが、結果的に子供たちの幸せにつながります。ママが笑顔でいることが、子供たちにとって最高の贈り物なのです。今日から少しずつ、自分の幸せを探す時間を取り入れてみましょう。

 

現講師陣も最初ほとんどの方が子供中心で日々の行動が決まってました。

 

それが、いい悪いではなくそういうものだと思い込んでいたし、日々みんな頑張ってたと思います。自分の事を先に考えるのは罪悪感と言ってた方もいます。

でも、1つづつ自分が喜ぶことを知り、満たしてあげると本当に子供達への関りがかわってきてます。

 

自由な働き方を望んでいたのに、逆の行動ばかり取ってたと気づいた講師陣も多いです。自由という言葉に振り回されて、

 

【1日の内に30分でも自分の時間取れてるから私自由じゃん!って思いこんでいました!】と、話す人も。不満を持ってはいけない・・でも毎日モヤモヤする自分と戦ってたと話す人多いです。

そういう時は自分ではなく子供や夫、自分以外を変えようとしたり、変わってくれることを望んでました!と、話してくれます。

 

ある講師は、自分のやりたい事を自由にやっていいと講座で言われてちょっと戸惑いもありましたと。

 

子供には自由にやっていいよといつも言うのに、自分は何したらいいか分からないってなったみたいです。

 

なので、例えばずっと行ってみたかったカフェに1人で行くとか。日帰りでも一人で旅行に行ってみるとか。読みたかった本をひたすら読むとか。1度やってみてとアドバイスしました。

 

その結果、アドバイスの通りやってみた方はとても楽しくて子供達に話したそうです。
すると「ずるい~」って言葉が返って来るかと思いきや、

 

「良かったね~」「ママ楽しそう~」「今日は怒らないね~笑」等と言われたそうです。
子供達ってほんとに感受性豊かですよね。
大きなことでなく、そんなこと?って思うことにたくさんの幸せが詰まってます。
1人1人感じる幸せは違います。足元にたくさんの幸せがあることに気づいて集めて、自分を満たす。その姿を子供達にどんどん見せていきましょう。
言葉より行動を見せてあげるのが大切です。
最後まで読んで頂きありがとうございました。

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